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遺産分割

さすがにこれは遺産分割”日記”と出来ないなぁ。(^^
 
結局抗告は認められず、遺産分割の仕方は審判決の通りとなります。
 
日本のどこかのご家庭が同じ問題で裁判をすると違う結果になるのではないかと、今もそんな風に思っています。
 
この後は、不当利得返還請求の裁判を始める予定です。
 
しかし、ブログではとりあえずここまでとしたいと思います。
 

遺産分割

こんな重いテーマ、続けていいのだろうかと、思わなくはないのですけれど、始めてしまった以上最
後まで行きましょうか。
 
問題は遺留分
寄与分より遺留分が優先するという判断はおかしくないか?
素人なりの感想ですが、相談した弁護士も同意見。
そこで、即時抗告の手続きを依頼したものの、あっさり却下。
 
大阪高裁レベルでは、寄与分より遺留分が優先としているのか、理由らしい理由もなく判例を示すで
もなく。これでは納得もできず、再度抗告をすることにしました。
 
弁護士によると最高裁まで行くのは、かなり難しいそうです。
ですが、ついでに葬儀費用の件も盛り込んで理由書とし、高裁へ提出してもらいました。
 
親と同居して、遺産を増やしでもしたら、相続の際、何もしなかった他の相続人の取り分が増える。
自身が費やしたものは取り戻せない。こんなことを知ったら、誰がすき好んで親の面倒をみるのだろ
うか。喪主が葬儀費用を負担するのが当然ということなら、誰がすき好んで葬儀を行うのだろうか。
 
これでは更に核家族化が進み、独居老人が増え、孤独死が増えるだろう。
そのコストは一体誰が払うのか。
 
こんな具合に、これは社会問題だ!というぐらい大きな問題にしないといけないらしい。
(実際こんなことを理由書に書いているわけではありません。あくまでもイメージです。(^^)
 
この話題、もうしばらく続きます。

遺産分割審判(9)

審判が下りました。
 
概略は次の様になります。
寄与分は550万円。
遺産は単独取得とする。
代償として相手方に168万円ずつ支払え。
 
考え方
1.不動産は不動産鑑定士による鑑定額1210万円。
2.不動産の使用借権を1割として差引、1089万円。
3.遺産は現金を加え1100万円。
3.寄与分は1050万円。
 内訳
 a.自宅改造費用 ○ 金額の50%
 b.介護保険料・後期高齢者医療保険料 ○ 金額の50%
 c.デイサービス費用 ○ 金額の50%
 d.入院費用 ○ 金額の50%
 e.葬儀費用 ×
 f.通路築造による不動産価値上昇 ○ 不動産鑑定士の鑑定額
 g.土地の登記測量費用 × 
 h.固定資産税 × 不当利得返還請求権が有る
 i.療養看護 ○ 療養看護報酬額の60%
4.遺留分は遺産の1/2 よって寄与分は1/2を超えられないので遺産の1/2の550万円となる。
5.不動産は分割時の価格になるので遺産は1008万円となる。
 
問題点
遺留分と寄与分のどちらが優先するか民法に規定は無い。判例もない。
しかし、審判は遺留分を1/2として当然のように優先させてしまった。
これは、遺産の価値を相続人の一人がお金をかけて上昇させると、遺留分の額も上昇し、
他の相続人は労せずして取り分が増えるということになる。
 
というわけで、これはもう法律論になってしまうなぁと考え、これから先は弁護士に依頼することにしました。
 
さて、普段リフォーム工事を請け負っているわけですが、相続のことまで考えてません。依頼される
お客さまもそうでしょう。ですが、実際こういうことは数多くあるはずです。リフォームをお考えの
方はこういう事も考慮された方がいいでしょう。こちらからは、こんな話は切り出せませんから。(^^;

遺産分割審判(8)

しばらく進展が無かったのは、不動産鑑定のためです。
 
その鑑定結果がでました。
現状の評価額は約1100万円。これはこちらから提出した評価額とほぼ同じ。
そして、土地に通路が無かった場合は約800万円と評価されました。
 
つまり、通路の額は300万円。
鑑定評価書を読むと、こちらの主張する通路の工事費500万円は妥当な額で、それを減価償却したら
300万円になるそうな。ちょっと不思議な気もするけど、まぁそういう考えもあるのかな。
 
しかし、鑑定評価書を読み進めていくと、その通路が有っても無くても無道路地との評価。
 
なら、なぜ通路の有無で評価額が上下するんだろう?という疑問がわくので、そこのところは意見として裁判所へ伝えました。
 
これで、必要なものは全て出たはず。
遺産である土地の評価額は800万円。
寄与分は800万円。
単純に考えると、「分ける遺産はありません」となるはずですが…
 
さて、早いもので3年目に突入です。
月一回程度で物事が進行していくのですが、外から見るとゆっくりだなぁと感じるかもしれません。
しかし、当事者からすると、これが案外丁度いいペースのようです。
2週間ほど考えて、1週間ほどで資料と書類をまとめて、次の週には裁判所へ届る。
大体こんな感じです。本職がこれではいけませんが、素人で他に仕事のある身としては丁度いい。
 
とは言っても振り返ってみて「3年目かぁ、長いなぁ」とも正直思いますがね。(^^
 

遺産分割審判(7)

裁判所から不動産の鑑定を行うので費用を振り込むよう手紙がきた。
その額30万円。
 
当事者全員に請求しているのなら合計90万円か。
結構なお値段だ。設計料と比べると。いや、比べちゃいけないか(^^;
 
そもそも全員が払うとは限らない。
手紙には審判の中で清算すると書いてあるのはそういう事も見越してのことだろう。
 
解決までまだまだ時間がかかりそうだ。

遺産分割審判(6)

審問期日の一回目。
とはいっても今までと同じで、何ら変わったところはなし。
 
さて内容は、と言いますと、土地の評価額の算定を残すのみとなりました。
 
こちらは、以前から鑑定を求めていましたので、裁判官は相手方にも意向を尋ねました。
すると相手方も鑑定に同意。費用も負担するとのこと。
 
ところが3週間後、相手方弁護士から提出された『上申書』には
鑑定をしないことに決めました。と…
 
まぁ妥当な判断でしょう。でも、これは鑑定をすると評価額が下がるというのを認めたようなもの。
 
両者で意見が分かれましたが、裁判所はどうするのかなぁ。
鑑定しないわけにはいかない様な気がするけど。

遺産分割審判(5)

調査官による調査報告書ができたと裁判所から連絡があった。
つまり、寄与分は幾らですという調査官の報告です。
 
寄与の適否は以下のようになってました。
扶養の費用    ×
介護の費用    ○
医療費      ○
介護保険     ○
デイサービス費用 ○
土地登記費用   ×
測量費用     ×
通路築造費用   ×
固定資産税    ×
葬儀費用     ×
 
合計で800万円ということでした。
かなり不満の残る結果で、さてどうしたものかと思案中です。
 
それから2週間ほど経ったある日、審問期日通知と言うのが届いた。
どうやらこれからが本番のようです。
 
今まで春までに終わりそうだと考えてましたけど、秋ぐらいまでやりそうですね(^^;

遺産分割審判(4)

裁判所から封書が届いた。
こちらだけ呼び出すと言っていた分だなぁと思いながら読んでみると、書類の頭に『寄与分を定める
処分審判事件』とあった。今までは『遺産分割申立事件、寄与分を定める処分申立事件』と併記され
てたのと違います。
 
さて、当日。今回は父一人で行って来たのですが、帰りが遅い。どこをほっつき歩いてるんやろと思
っていたら、帰って来るなり「今までかかった。3時間もかかった。茶も出しやがらんと。」と不満
たらたら。どんな話をしたのかと聞くと、祖母が生まれた頃の話から始まって、亡くなるまでの経歴について聞かれたとのことだった。
 
へ〜さすがに生まれた頃の話を聞かれるとは思わんかったな。けど、たぶんちゃんと答えたんだろう
と思う。なにせ家族全員、散々昔話を聞かされてたから、祖母の半生分ぐらいは暗記してるから(^^;
 
その他、寄与分として挙げているものを一つ一つ話したそうで、結局今までで一番の長丁場となって
しまったようです。こんなに時間がかかるとは予想してなかった分だけ疲れたようです。
 
次回は未定。また何かあったら呼び出すそうです。

遺産分割審判(3)

遺産分割審判の第3回目です。
 
相手側のもう一人が初めて出席。
喋らせて下さいと言うものだから、裁判官もせっかく遠くから来てくれたのでどうぞと促した。
すると、関係の無い話、想像の話、愚痴の様なものまで喋り続けたそうです。
 
そして、今回は相手側から書類を2種類受け取りました。
一つは全然関係の無い自己の不動産取引の書類。もう一つは我が家族への不満(^^;
私にまで火の粉が飛んできたよ〜〜。内容も出鱈目だし。
裁判所側は、反論を出すなら出してもいいですよ、ですって。なんとも掴み所のないお返事で…
だから、こちらではこんなものに一々反論するのもなぁ、いや向こうの言うことを認める事になるの
はいかんから反論するべき、と迷ってます。
 
と言うわけで今回は1時間ほどかかりました。
時間の割りに、進展はなし。
 
次回は調査官がこちらだけ呼び出して話を聞くそうです。
要するに取り調べなのかな。
 

遺産分割審判(2)

遺産分割審判の第二回目です。
 
内容の主なところは
・不動産価値については、審判の最終段階で鑑定に出すか決めましょう。
・介護に関する寄与分は、裁判所より専門家に算定依頼中。
・相手側の特別受益に関しては、弁護士から聞いておくように。
・郵便貯金の記録は、裁判所側で調査します。
 
大体30分程度で終了。次回は一カ月後です。
 
今のところ、どのような結果になるのか全く想像できません。ただ、不動産の鑑定を最後にするとい
うのが分かりません。遺産の価値を確定しないのか?鑑定にひと月は掛るのだから早い方がいいと思
うが?裁判官いわく、固定資産評価額やこちらが提出した鑑定結果と大して変わらないだろうし、費
用もかかるから、と言うのだが…遅くても早くても費用はかかるぞ。一体どういう事なのだ。(^^;