月別アーカイブ: 2015年6月

読書日記-家相の科学

今回は、こちらからお貸しした本の紹介です。家相の話ならこれを読まずして語れません。と思うのですが…

家相の科学
著者:清家 清
カッパ・ホームス

サブタイトルの「建築学が発見したその真理」の通り、家相には科学的な根拠づけができますよ、という本です。もちろんこれは著者の考えなわけで、どう受け止めるかは読者の自由です。ですが私はこれが真理ではないかと思っています。

占いと科学には共通点があるように思います。それは物事の中にパターンを見出し、逆にそのパターンが現れた時、同じ物事が起こると考える。血液型、生年月日、姓名や天気、天文現象、数々の物理現象、地震や火山噴火もです。大昔には占いと科学は同じ扱いだったのでしょうが、現代ではこの二つは別の世界です。まぁどうも怪しいものもありますが。

今回二十数年ぶりにこの本を読み返したのですが、まず驚いたのが「こんなに文字が細いのか、薄いのか」という本文とは関係ないところ。昔、読んだ時には感じもしなかったことです。本が劣化しているのか、最初からこうなのか?

さて、この本の初版は確か昭和44年(手元にないので確認できません)です。家相は数百年も前のものなので本の古さは関係ありません。では、この本に書かれた現代の話は古いのかというと、下水に関する記述以外は全く古さを感じませんでした。ということは、50年程度では住宅に求められることや取り巻く環境というのはあまり変わらないということなのかもしれません。

読書日記-知っておきたい幸せになれる家相学

いよいよ渡された本の中の本命登場。タイトルのとおり家相に関する本です。新築工事の打ち合わせで、100%話題に出るのが家相。ただ、どの程度家相を気にするかは人により千差万別です。私は家相には意味がある。ゆえに代替が利く。ですからあまり気にすることはなく、それより大事なことが他にある。と考えています。

一般の方は、設計と家相は別物とお考えのようです。しかし、建築設計をやっているものなら間違いなく家相の事はわかって設計しています。ただしそれは、家相としてではなく、理屈としてです。ですから設計図面を見て”家相的に良くない”ところがあった場合、良くないとわかった上で、それでも別のメリットが上回るからそうしているということです。

知っておきたい幸せになれる家相学
著者:井上 象英
神宮館

所謂占い本。困ったなぁ。真剣に感想を書いたものか….

トイレはどの方位、玄関は、キッチンはと、個々の吉凶方位は書かれているけれど、全体として見た場合、どう評価するのか書かれていない。人は凶相を気にするので、「トイレはこの位置では…」「玄関はこの位置では…」となってしまい、結果吉相を壊してしまう。つまり全体を見ないことに拍車をかけてしまっている。素人向けに書く本なのだからそういった配慮が無いのは不安をあおるだけでよろしくない。と思うのだけれど。

階段や吹抜けは”欠け”になるので”凶”となる。本書の間取り例では階段の無いものが多い。実際の住宅はほとんど2階建てなのだから、これはないなぁ。

同じく2階建てを意識していないものだから立体的に検討していない。つまり、一階では凶であったものが、二階の存在でどう変化するのかの考えが無い。

中途半端に家相の知識がつくと、とても困るので、完璧な家相本を書いてもらいたいものです。
あ、それが知りたければお金を払って直接アドバイスしてもらわないと、ということなのかな。

読書日記-涼温な家

実は、渡された本は4冊、雑誌は3冊ありまして、全部読むのに時間がかかります。あまり長時間お借りするのもと考え、全て古本で購入しました。購入手段はネットなんですが、改めてすごい時代になったものだなと思います。本によっては1円で買えました。

涼温な家
著者:松井 修三
創英社/三省堂書店

タイトルにRマークが点いていますので登録商標なのでしょう。サブタイトルは「エアコンの風の嫌いな人へ」となっています。基本的にすべての書籍に共通するのは、これらは全てコマーシャルだということです。販売促進です。だからと言って悪いという意味ではありません。意識して読まないといけないということです。

本書は、エアコンと換気を組み合わせ、全館空調を実現するためにどのような事柄を考えなければならないのか、著者の経験と試行をたどりながら説明してくれます。

著者の考えには特にどうということはありません。結構かと思います。

問題はやはり初期投資額です。比べる住宅にもよりますが、数十万円~百数十万円ですが予算が必要です。たった、されど、です。

読書日記-和なるもの、家なるもの

この本も、読んでみてほしいと渡されたものです。

著者は東京世田谷にある伊佐ホームズの社長です。本書の構成は、著者の半生記に近いもので、四分の一が詩と写真、四分の一が携わった家に関する考え方を記したもの、といった感じです。発行は2010年。

和なるもの、家なるもの
著者:伊佐 裕
講談社

いい写真が多く、写真集としても楽しめる。現在の住宅に和を取り入れる実例集。ただし写真はそれ自体が芸術なので、実際こうは見えない。また、決定的に生活感に欠けるのでそういうところを意識して見るべきです。

著者の考えには特にどうということはありません。結構かと思います。

いい家を建ててますね。でも、お高いんでしょ。
と、言うか、高いわな。間違いなく。
東京という地域、出版に携わる人々もこちらとは所得水準が違うのです。
地方の庶民には害毒です。気をつけましょう。

犬走り日記-梅雨

雨続きで現場の進行が遅れるのは困りものですが、
水をかぶって俄然元気になるのが紫陽花です。

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剪定時期を間違うと花が咲きません。
冬に枯れ枯れになって見た目が悪くなるので、つい剪定してしまい咲かないということも…
案外難しいのです。
花を青くするには土に焼ミョウバンを混ぜます。
これもついうっかり忘れたりします。