月別アーカイブ: 2011年8月

平家物語の女性たち

平家物語も読んでいるのですが、並行して読むようにと渡されまして、あまり気の進まないまま読み始めたのです。
 
平家物語の女性たち
著者:永井路子
 
そんなわけで仕方なく読み始めたのに、どんどん引き込まれて面白く読めました。
 
平家物語はあくまで歴史小説であって歴史ではないということかな。大河ドラマを見て「それは歴史と違う」なんて思っちゃいけません。平家物語が許されるなら、他の平家の物語があってもOKでしょう。この本を読んでる途中「平家物語って漫画やアニメやなぁ」と何度も思ってしまった。特に”巴”なんて笑ってしまうぐらい漫画的。
 
でも、昔の人はこの物語から仏教的なものを感じていたのだから、漫画、漫画と言っちゃいけないかな。

現場日記−工場

工場の改装工事をご依頼頂きました。
 
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現状は夏暑く、冬寒いとのことで、壁、天井、床の工事をする予定です。
トイレの数も不足とのことで増設します。
 
電気設備、消防設備は他社が施工します。
このように複数に分けて発注する方法は、民間工事でも増えてきています。
 

「ガンダム」の家族論

はい、またまたガンダムです。
 
「ガンダム」の家族論
著者:富野由悠季
 
海のトリトン、ザンボット3、ガンダム、イデオン、Zガンダム、ガンダムF91、ブレンパワード、∀ガンダム、リーンの翼…。数々の作品に登場する人物達に込められた家族のかたち。現在、未来の日本の家族はどうあるべきか。そもそも家族とは何なのか。
 
あれっ。ここまで書いて気がついた。帯にも同じようなことが書いてある(^^;
 
以下の二点を除いてこの家族論に賛同します。同意見です。
 
一つ目は、『家族と風土が切り離されたのにはいろいろな理由があるが、一番の原因は、テクノロジーの発達と、それによる経済のグローバル化だ。』という部分。著者は1941年生まれですけれど、団塊の世代もそうなのですが、何かというとグローバリズム批判になる。私には家制度の廃止。つまりは日本国憲法の制定が一番の原因に思える。この世代は、制度は新しくなったのに家に対する意識は古いままのため気づいてないのかな。言い換えればGHQの影響を軽く見すぎてないかということ。もっともグローバル化が戦後直ぐに始まったというなら同意見となりますが。
 
二つ目、大学生が豊かになる未来を考えているのを知って『結局、今までの日本はパラダイスだったのだ。』『次の時代が豊かになるなんていうのは、もはや完全にレトリックにすぎない。むしろ今は、「次の時代、日本は貧しくなる」と考えるべき段階にきているのだ。』と、それを否定し、日本の未来を悲観的に見ている点。3.11の後に書かれているのでそう思う気持ちが強くなったのかもしれないけれど、「未来は良くなる」と思うのは若者の特権だし、そこまで現実を直視する必要もない。若者までが著者の言うような考えを持つようになったら、その時こそ日本は衰退に向かうと思う。
 
気軽に読めるかなと考えて買ったのに、読んでいる途中で、これはじっくり読んだほうが良いのではないか。もう一度読み返そうか。そう思わせた今年唯一の本でした。でも読んでいる途中で「なんで家族論なんて読んでるんだ。」と思わなくはなかったのですがね。
 

現場日記−貸店舗(7)

今朝は大雨でしたが、昨日の段階で外壁工事も終わっていたので影響ありませんでした。
今回も間一髪でした。(^^;
 
とはいっても天気予報を気にしながら工事予定を立ててはいるのです。
偶然ばかりではないのですが、上手くゆかない事も…
 
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外回りは、塗装を残して終了。来週早々にも足場を解体します。
内部は、断熱材を入れて石こうボードを張り始めました。
床のフローリングは張り終っています。
あと少しで2階の工事は完了です。

中国が憧れた理想の国日本

タイトルを見ると、ちょっと右よりな気もするけれど、中身はいたって真ん中。日中それぞれの歴史上の人物を淡々と紹介している。日中の歴史を考えるなら押さえておくべき一冊かな。
 
中国が憧れた理想の国日本 学校では教えない本当の歴史
著者:拳骨拓史
 
本書の”はじめに”には、戦後中国で戦犯として処刑された日本人の遺書が紹介されている。みんな三十〜四十歳ぐらいなのに、日中友好や日本の将来に思いをはせているだけで恨みつらみの類は一切ない。大変しっかりした大人の文章を書いている。初めはそう感じたけれど、読み進めていくうちに、本当にこんなにすがすがしい気持ちでいられるのかという疑問もわく。理不尽な死を前にして、それに何らかの意味を持たせないとやっていられないからではないか、著者がそういった遺書だけを抽出した結果ではないのか。そんなふうに印象が変わってゆくのだけれど邪推のしすぎだろうか。
 
古代の日中関係は現代の日米関係と似ているな。どちらも一方通行のように考えられているけれど、実はちゃんと交流しているから、双方に恩恵があるのだな。あまり卑下しなくてもいいのかも。
 
吉田松陰の言葉として「(前略)外国の書を読めばとかく外国のことのみを素晴らしいと思い、自分の国を卑しんで外国をうらやむようになっていくのはすべての学者に共通する欠点であり(後略)」というのが紹介されている。
 
一面の事実ではあるけれどタイトルが悪くないかな。これでは本当に読むべき人は手に取らないと思う。古代から中世にかけてだけならこのタイトルでもまぁ良いとしても、近代史ではアレルギー反応をしめす人もいるだろうなぁ。『日中友好二千年史 学校では教えない本当の歴史』ぐらいで丁度良いような気がする。
 

公共事業が日本を救う

公共事業はそもそも国民の生活を守るもの。にもかかわらず、こういうタイトルの本を出さざるを得ないのは時代の異常さを表しているのかも。
 
公共事業が日本を救う
著者:藤井聡
 
本書の内容を簡単に羅列すると、概要・街づくり・橋・港・ダム・道路・地震・財政・結論となります。
 
読み始めてすぐ、概要の部分で全てが語られているのがわかる。それは、今の日本に欠けているのは、国力を増進させるための国家戦略、ということ。
 
その他の部分も概ね理解できる。公共事業を削り過ぎというのはそのとおり。ただし、街づくりの部分でスウェーデンの都市を引き合いに出しても日本の地方都市にしか当てはまらないのでちょっと物足りないかな。
 
あとがきを読んで吹き出した。アメリカのコンサルティング会社が発表した2010年の国際政治上の10大リスクの第五位に鳩山政権が挙がっているそうだ。気候変動やインド・パキスタンの緊張より上位にランク。管政権はどう評価されているのか気になるところ。
 
※8/16修正

現場日記−貸店舗(4)

今日は屋根の工事をしました。
屋上へ上がってみると緩い勾配なのに瓦が葺いてあります。
雨漏りもしていたようでビニールシートが敷かれています。
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瓦をめくってみると随分傷んでいます。
パラペットも同じく傷んでいますので、新しい下地を造る事にしました。
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下地を造って、防水シートを敷きました。
このあと金属製の屋根を葺きます。
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ここ数日曇がちなので助かります。
雨が降っても困りますが、晴天ですと…(^^;