騙されないための世界経済入門

今回も経済関係本。先週読んだ本と同じ頃に買って放置してました。あ、出版社も同じか。これは要注意かも。(^^;
 
騙されないための世界経済入門
著者:中原圭介
 
先週読んだ本と同じような構成。米国、EU、中国のことを分析している。構成は似ているけど見ている部分が違うので両書を合わせるとパズルのピースがそれなりに埋まるかな、という感じ。
 
『米国がもくろんでいた「金融から環境へ」の流れは頓挫』
『経済の本質では、財政再建を進めれば、景気は悪くなる』
『金融当局というのはプライドが高く、自分たちの方針や見解を修正することにかなり抵抗がある』
『ノーベル賞を利用して「環境経済」を目指した欧州』
先週読んだ本と違い、米国、EUとも中央銀行の政策は失敗していると捉えている。こういう大まかな見方は、なるほどそうかもと思わせる。
 
ただ、長期金利が下がると銀行の収益が下がる。そのためリスクが取れず中小企業への貸し出しを増やせない。結果不景気になる。という説に関してはかなり疑問。長期金利=貸出金利なんて説は初めてみた。それに担保の存在を無視している。本書の中で3回この説が出てくるのですが、こういう細かい部分でどうも信用度を落としている。
 
世界の経済が回復するのは自律回復に任せるしかない、日本に関しては、法人税減税、教育の立て直し、移民の受け入れが必要というのが著者の結論。
 
経済関係の本を何冊か読んできましたけど、子供の頃学校で、英語より経済学を教えてくれればよかったのに、と思うようになりました。エコノミストに騙されないためにね。

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