新しい富の作り方

何故買ったのか。
読書予定の本の小山から3カ月ぶりに手に取ってみたのですが、なんという即物的なタイトルなんだと一瞬読むのを躊躇したぐらい。でも目次を見て急に読んでみたくなりました。
 
新しい富の作り方
著者:菅下清廣
 
この本が書かれたのは昨年末。帯には2011年は・・・と大書きされている。もう半分が過ぎようとしていますので、半分は無駄になったのかなぁ。とか思っていたのですが、2038年ぐらいまでの日本と世界の情勢予想が書かれているので、今から読んでも遅くないみたいです。
 
『日本の歴史トレンドと算命学の鬼門通過現象』から将来を予測するそうです。
・・・(・・;
 
国家の時代サイクルは各10年の5つのトレンドから成る。その5つとは、動乱期、教育期、経済確立期、庶民台頭期、権力期。教育期の5〜8年目には鬼門通過現象がある。このとき、大内乱、外敵の侵入、大災害、時代を画する技術革新などがおこるそうです。現在の日本は1997年から新しいサイクルに入り、現在は教育期の鬼門通過の頃に当たっているそうです。
 
ここまで読んで、これはトンデモ本か?と思ったのですが、意外や意外、大変面白い本でした。
 
本書では鬼門通過現象として「平成の桜田門外の変」「北朝鮮の崩壊」「中東の火種の拡大」を上げていますが、もう大災害が起こってしまいましたね。これだけを見ると鬼門通過現象というのも信じてしまいますね。
 
リーマンショックの頃、「日本のデフレの経験を・・・」と発言する政府高官がいたが、アメリカが日本並みの政策実行力しかなく、日本と同じようになす術もなくデフレに苦しむと思っていたようだ。著者の表現によれば『その能力は、日本の財務省や日本銀行とまったく違います。いうなれば、普通乗用車とスーパーカーの違いです。』『FRBのバーナンキ議長は、デフレと戦うよりもインフレと戦ったほうが、勝ち目があると考えているフシがあります。』そうだろうなぁそういう見方が正しいだろうなぁ。
 
今まで読んできた経済本との共通点。「日銀を嘲笑している。」「期待インフレ率を上昇させるとデフレ経済から脱却できる。」「円高でたいへんだ、日本国債がデフォルトするかもしれない───。そんな話は、いまのところすべて世迷いごと。」などなど。
 
現在の日本経済は、デフレの臨界点、ミッドウェー海戦前夜のような状況で、これを過ぎると敗戦一直線。デフレを放置するとデフレ大不況がやってきて、二度と元の状態に戻れない。『2011年はそのような帰趨を占う重要な1年になります。』とのこと。ん…。
 
このままでは、これからの日本経済は、超円高、超株安、超デフレになる可能性が高いとのこと。
 
あ…なんと憂鬱になる事か。
 
少しだけ明るい予想。算命学の代数理論によると、95代目以降の首相は、日本にとって期待が持てる人物になるそうです。94代は管首相です。早く変えた方が良さそうだ。
 
この本は日本だけでなく世界についても予想しています。アメリカ、ロシア、中国、EU、そしてトルコ。なるほどねと思わされます。
 
最後に、本のタイトルについてですが、現在富を持っていないと無理そうです。(^^;

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